「お気軽なご相談」って?

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 設計事務所を探していると「お気軽にご相談ください。相談は無料です。」という文言を良くみかけると思います。ウチのホームページにもそう書いてあります。建築家と接点の無い方からすると、一体どんなこと話すのだろう?どこまで無料なのだろう?という不安でなかなか一歩踏み出せない方が多いかと思います。そこで今回は、お気軽なご相談ってどんなものかご紹介します。


①まずは顔合わせ

 メールや電話でお問い合わせいただくと、ご自宅もしくは事務所で直接お会いすることをお願いします。というのも、クライアントと建築家のお付き合いは建物ができればサヨナラではなく、一生続くものですのでフィーリングが合うかどうかが大切だからです。会って話してみて「この人ならずっとお付き合いできるな」と感じられるかどうか、「信用できそうだな」と思えるかが双方に取って重要です。


②どんな暮らしをしているか、どんな暮らしにしたいかお聞きします

 家族構成やお仕事、趣味、好きな食べ物など、どんな暮らしをされているか、そして、どういう暮らしを夢見ているかお聞きします。プライバシーに関わることですが、建築家の頭の中で住まいの様子がリアルに想像できればできるほど、クライアントにぴったり合った建築を建てることができます。夢見る暮らしは漠然としていて構いません。というか漠然としていた方が良いと言っても過言ではありません。建築家の想像力をのびのびと発揮できるからです。ただし、これだけは譲れない!というポイントがあれば、早めに伝えておいた方が間違いありません。


③土地やリノベ物件についてお聞きします

 もし建築を建てる土地やリノベーションをしたい物件が決まっていれば、図面等をお持ちいただきます。図面があれば大きさや方角をみてどのくらいの大きさの建物が建てられるかイメージすることができるので、少し具体的なお話ができるようになります。ここで注意点。立地によって法律の規制が変わってくるので、法律を踏まえた提案はまた後日ということになります。土地は未だ決まっていないという場合には、どんな土地を探すのがよいか、またご希望であれば不動産屋さんを紹介し土地探しにもお付き合いします。


④予算についてお聞きします

 ご希望の建築が建てられるかどうか、いつも予算という壁が立ちはだかります。予算についてお聞きし、設計監理料についてご説明します。


⑤お試し提案書

 契約の前に以上のご相談内容を踏まえた提案書を見てみたい!という方にはお試し提案書を作成しています。法律の調査やアイデアを出して磨くのには、恐らく皆さんが想像している以上に時間が掛かりますので、通常1か月ほど時間をいただいています。作業量が多いため有料にしている事務所も多いですが、弊事務所では無料でお試し提案をさせていただいています。


 以上の①~⑤がよくあるパターンの「お気軽なご相談」です。建築設計事務所は謎めいた存在かもしれませんが、意外と人当たりの良い人たちが多いので、弊事務所に限らずお気軽にご相談ください。

 次回は「注文住宅の注文のコツ」について書いてみたいと思います。

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