長い家具の家 | House of Long Furniture | 2014


玄関を広い土間にすることで、半屋外のような使い方を想定しています。


各個室には吹き抜けに面して窓を設けることで、家族の繋がりをつくります。


1階は団欒、2階は親世帯の寝室と水回り、3階は子世帯の寝室です。


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家具以上、建築未満なテーブル

 規格住宅メーカーのための商品化住宅案。旭川家具協同組合とのコラボレーション企画として「家具から考える家」を求められました。与えられた条件は二世帯住宅、間口二間半かつ木造三階建てというもの。私たちはいわゆる鰻の寝床、つまり間口が狭く奥に長い都市型住宅を念頭に、家族みんなが集まることのできる長いテーブルと棚のある家を提案しました。棚の中には本や食器、テレビなど様々な生活用品が納められ、その時々の状況に応じて扉を開閉し、長いテーブルの所々が勉強したり、食事をしたり、くつろいだりと、家族それぞれの生活を柔軟に受け止める空間となるります。また、各世帯の寝室を吹抜けを挟んで配置し、付かず離れずの適度な距離感の中で過ごすことができるよう配慮しました。自然光や風を取り込めるよう吹抜け上部にはトップライトを設け、都市の中でも自然の恵みを享受できる住宅を目指しました。


協働:バンバタカユキ

© Ikeda Hisashi Architects  2015-2021