近畿地方の山間に建つ住宅の計画案。自然に恵まれた豊かな環境と親しむ暮らしを目指しました。
野球帽のような形をしているのでCAP HOUSE。深い庇は内外の住環境を守ってくれます。
帽子の鍔のような庇の下。仕上げはラフに使えるコンクリート土間とし、内外からも使いやすい場所にしました。
大きいLDKに寝室と水回りがL字型に取り付くシンプルな間取り。
雄大な自然に向き合うには、何か拠り所がほしいもの。この住宅では少し太めの大黒柱を立ててみました。
撮影:池田久司建築設計事務所
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大きな庇の下で豊かな自然環境を愉しむ平屋
近畿地方の山あいに建つ住宅の計画案。正方形の主屋の西と南に大きな庇を取り付けました。帽子の鍔のような庇の下には大きな窓があり、この半外部空間が建物の内外をつなぎます。仕上げはラフに使えるコンクリート土間とし、内からも外からも使い勝手が良い場所にしました。例えば、野良仕事の合間の一休みや夕涼み、日曜大工にプール遊び、洗濯物や柿を干したり…暮らしに寄り添う空間です。
間取りや建築の形は、谷間の豊かな自然と向き合うために、複雑な操作をこねくり回さず、シンプルな空間構成を意図し、自然に恵まれた豊かな環境と親しむ暮らしを目指しました。